6月ともなると一次試験まで、あと2ヶ月ほどとなります。
ラストスパートの季節ですね。
ここからの勉強が合格するかどうかの大きな分かれ目になります。
そんな一次試験の直前の勉強法をお伝えします。
目次
ひたすら過去問
一次試験直前になったら、ひたすら過去問を解くことをおすすめします。
この時期まで来るとある程度の基礎はできていると思いますので、「習うより慣れろ」という感じです。
問題のパターンや傾向を把握し、自分の弱点を見つけるにはやはり過去問ですね。
私の場合は、過去5年分が乗っている過去問集を購入ました。
過去問集↓↓
時間を計って解く
過去問を解くとき、特に1回目はきちんと机に向かって、時間を計って解いたほうがよいです。
問題数が多く、時間との戦いになる科目もあるので、時間感覚を身に着けることも重要です。
時間が足りなくなった場合は、採点は時間通り解けた問題だけとしますが、残りの問題を一通り解いてみましょう。
もしかすると難しく感じるかもしれませんが、1回目で合格点を取れなくても落ち込む必要はありません。
過去問は繰り返し解くことが重要です。
そうすることで、苦手な問題も少なくなり、時間感覚も身に付き、解くスピードも速くなります。
「繰り返し解くこと」これが大切です。
苦手科目を克服する
もし1回目を解いて、40点未満や40点ちょっとしか取れない科目があれば、重点的に復習したり、過去問を解きましょう。
中小企業診断士一次試験の合格基準は
「総点数の 60% 以上であって、かつ 1科目でも満点の 40% 未満のないこと」
です。
ほかの科目でどんなに点数をとっても、1つでも40点未満があると足切りになってしまいます。
苦手科目であっても50点くらいはとれるようにしましょう。
繰り返し過去問を解く
2回目も時間を計って解いてください。
同じ問題の2回目なので、当然点数は高くなるはずです。
しかし、同じ問題をまた間違えたり、1回目に解けたはずの問題を間違えたりします。
そういう問題は完全に理解できていない問題です。
自分の苦手な問題を把握して対策をとりましょう。
ただし、過去問の中には超難問もあります。
超難問をすべて解答できるようにする必要はありません。
どうせみんな解けないのです。
そこに時間を割くよりも、基本的な問題を確実に正解できるようにして75点を目指すのが効果的です。
私は5年分をまず2回ずつ解き、3回目と4回目は間違えた問題だけを解きました。
そして5回目、最後に一通り全問解きました。
結果はすべての科目で80点を超えました。
この時点で絶対受かるだろうと自信がつきました。
模試を受ける
直前対策の基本は過去問を解くことですが、資格学校で実施している模試も1度は受けてみることをおすすめします。
私はTACの模試を受けました。
あくまでも模試なので実際の問題とは違いますので、模試の結果が必ずしも本試験の結果に結びつくとは限りません。
ですが、初めての問題に対して、時間を気にしながら、他の受験生とともに模試を受けることで
本番へのシミュレーションにはなるはずです。
私は1度だけ受けましたが、受けてよかったと思っています。
二次試験も一度解いてみる
中小企業診断士試験は一次で終わりではありません。
二次試験も難しいです。
できれば、1年分でよいので二次試験の事例1〜4も一通り解いておくとよいと思います。
理由は
- 一次試験後の2ヵ月半では勉強時間が足りない
- 予め二次試験の準備しておくことで、心にゆとりができる
- 二次試験を意識することで、一次試験の学習効果も上がる
二次試験がどういうものかは早めに知っておいたほうがよいと思います。
ただし、一次試験にとってこその二次試験ですので、一次試験に不安がある場合はそちらを優先してくださいね。
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