中小企業診断士の試験に向け、一番最初に勉強した科目が企業経営理論です。
私が独学するにあたり、利用した通勤講座の最初の科目だったからです。
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勉強し始めたとき、単なる資格取得のためだけでなくこれはビジネスの勉強になる、と思いました。
企業経営理論は、企業戦略、組織論、モチベーション理論、リーダーシップ理論、マーケティング理論など、実際のビジネスでも生かせるであろう理論が満載です。
もちろん、理論はあくまでも理論ですのですべてに当てはまるわけではありません。
しかし、やはり頭の良い人が考えた理論には実ビジネスでも役に立つ内容も多くあります。
理論を学んだうえで、この理論は使える、使えないという判断をするべきだなと感じました。
目次
スキマ時間を有効活用
企業経営理論に限りませんが、通勤電車や、営業中の移動時間など、スキマ時間を有効活用することが重要です。
一つ一つの移動時間はたいしたことありませんが、5分、10分程度であっても問題をいくつか解くことができます。
私が利用していた通勤講座では、スマホ対応のテキストや問題集があったので、電車の中ではいつも利用していました。
そして音声講座もあったので歩いて移動中は講義を2倍速で聞いたりしていました。
通勤講座はスキマ時間を有効活用できるツールが揃っているのでオススメです。
無料講座もあるので、試してみてはいかがでしょうか。
スキマ時間を使い、繰り返し勉強することで覚えやすくなります。
この積み重ねが重要ですので、ぜひスキマ時間を有効活用してください。
仕事でも生かし勉強効率をアップ
この企業経営理論を学んだあと、実際の仕事の見方も変わりました。
- 自分が売っている商品の差別化ポイントはどこか?
- 会社の組織上弱いところはどこか?
- メンバーのモチベーションをあげるには?
- 3C分析をするとどうか?
- マーケティングの4Pは?
というようなことを、実際に仕事をしながら考えるようになりました。
漠然とこうしたほうがいいのではないか、ということを客観的に判断し、言葉にすることができるようになったのです。
中小企業診断士の勉強は、ただ単に資格のための勉強ではなく、実際のビジネスにも役に立つことが多いのです。
そして、勉強の効率も上がり、いろいろなフレームワークも覚えやすくなります。
フレームワーク
企業経営理論には様々なフレームワークがでてきます。
他の科目にも多くのフレームワークが出てくるのですが、企業経営理論が一番多いです。
フレームワークとは考え方の枠組みです。
仕事に役立つフレームワークを知ることで、実ビジネスへの応用できます。
例えば以下のようなものです。
- SWOT
- アンゾフの成長ベクトル
- PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)
- 5フォース
- 3C
- 4P
これらを勉強することで、ビジネスの見え方が変わってきます。
最初はこれらのフレームワークを使い、その後自分なりにアレンジしていくことで、自分なりのフレームワークができてきます。
そうすることで、今までと違った仕事の仕方が身につきます。
このように実ビジネスと絡めて考えるると、勉強にも身が入ります。
また、実際に仕事をしながら、各種理論を考えるようになるので、勉強効率も上がり、覚えやすくなっていきました。
せっかく学ぶのですから、実際のビジネスでも役立ててみて下さい。
そうすることで、仕事にも勉強にもシナジーが生まれます。
一次試験科目別勉強法