企業のコンサルティングを行っているとやはり経営理念、ビジョンの大切さを感じます。
中小企業診断士試験の企業経営理論で学ぶことですね。
きれいごとに聞こえるかもしれませんが、本当にこの経営理念とビジョンは大切です。
なぜならその経営理念やビジョンによって、経営戦略が変わってきます。
経営理念やビジョンとは、誰に対してどのような価値を提供するか、どのように貢献していくかということです。
この誰に対してどのような価値を提供していきたいかを明確にしないと、マーケティング戦略も立てられないので、顧客開拓にもつながらないのです。
また、経営理念やビジョンによって、従業員のモチベーションも変わってきます。
人はお金をたくさんもらえさえすればがんばって働くわけではありません。
自分の働きがどのように人の役に立っているか、顧客に貢献できてるか、で働き方も大きく変わってくるのです。
中小企業診断士の経営理論で勉強をすると経営理念が必要な理由として以下の3つが挙げられています。
1.社員のモチベーションを高める
2.社員が判断をするときの、判断基準になる
3.従業員同士のコミュニケーションのベースとして役に立つ
これは本当にその通りなのだと思います。
しかし、実際の企業では経営理念を掲げてはいるものの、その通りに動いていないケースも多くあります。
それは価値を提供して貢献することにより対価を得るという認識が薄いことや、従業員と意識共有することの重要性を理解していない企業が多いのだと思うのです。
小手先の集客や営業に力を入れるよりも、経営理念やビジョンをはっきりとさせて打ち出し、従業員と共有することで飛躍的に成長できる企業となるはずです。
そのような支援をこれからも行っていきたいと考えています。
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