VE(バリューエンジニアリング)がコンサルティングに役立つ理由

日記

私は現在、VE(バリューエンジニアリング)について学んでいます。

ve

とはいえ、VEを知ったきっかけは、中小企業診断士の運営管理です。
試験対策で勉強して始めて、VEというものを知りました。

VEは製造業などでは知っている方もいると思いますが、私はIT系の営業・マーケティング担当だったので試験勉強するまでは全く知らなかったのです。

そして、試験勉強でVEを勉強したのですが、その時点ではまったく興味がありませんでした。
単なる試験対策として言葉を覚えただけです。

ただ、その後中小企業診断士の資格を取得し、様々な研究会をみてみる中でこのVE(バリューエンジニアリング)に興味を持ちその研究会にも入りました。

そこで学ぶ中で、VEはコンサルティングするさいに応用できると感じたのです。

VE(バリューエンジニアリング)の良さ

VEの特徴としては、モノではなくその機能・目的に着目して改善を行っていく点です。

VEはどちらかというと製造業などでの、製品の改善やコストダウンで活用されるケースが多いですが、サービスや社内業務などすべてに応用がきく技術です。

マーケティングに応用してみると、例えば「Webサイトを改善したい」という課題があったとします。
そこで、単純にWebサイト改善の提案をするのではなく
「Webサイトを改善したいという課題の本当の目的は何か?」
という目的を追求していくのです。

そうすると、「見込み客を獲得する」というような目的が見つかってきます。
「見込み客を獲得する」という目的を達成するためには、ほかにもさまざまなやり方があるわけです。
そのような目的と手段を付箋を使って図にまとめていき目に見える形にしていきます。

真の目的を見つけ、それを実現するための方法を具体化していく、というのはコンサルティングを行う上で非常に大切な考え方です。
VE(バリューエンジニアリング)では、そのための手順が整っています。

もちろんコンサルティングを行う上では、VEの手順、手法を少しアレンジする必要があります。
しかし、考え方や手法はとても応用しやすい内容ですので、今その手法について学んでいます。

単なる勉強ではなく実践に使おう

このように中小企業診断士試験で勉強する内容には、コンサルティングの実践の場でも使える内容が多く存在しています。

試験に受かることを目的としてただ単に知識を詰め込むのではなく、コンサルタントとして企業に貢献するという観点で勉強をされるとより身に付きやすくなると思います。

受験生の方はそのような観点で勉強されることをおすすめします。

 

コンサルタントとして独立を目指す方はこちらもご覧ください

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