私は独学で中小企業診断士の資格取得を目指してから、勉強期間1年未満で一次試験、二次試験ともに一発合格できました。
一般的に合格までの勉強時間は1000時間と言われていますが、私の場合は、独学で600時間くらいでした。
中小企業診断士試験に独学で短期間で効率的に勉強するには教材・テキストの選択と勉強法が重要です。
効率的に勉強することで時間は短縮できます。
私が独学で一発合格できた勉強法とおすすめの教材・テキストをお伝えします。
目次
独学のおすすめテキスト 中小企業診断士 通勤講座
私は、「中小企業診断士 通勤講座」という教材を利用して、学校に行くことなく独学で合格しました。
「中小企業診断士 通勤講座」はテキストと音声講座、問題集がセットになっている通信講座です。
添削などはありませんが、一次試験の勉強に必要な要素は揃っていました。
しかも一次二次試験対策をあわせて6万円くらいと安いです。
中小企業診断士通勤講座のテキスト・学習メニューは、以下の順番となっています。
このテキストの順番は二次試験で問われる内容と関連が強いもの順です。
ですので、二次試験も意識した勉強が可能となるのも通勤講座のおすすめポイントです。
通勤講座では各科目ごとに、7~12講座に分かれており、全部で58講座あります。
音声講座で、それぞれ40分~1時間半程度の内容です。
全部で60時間程度があるのでけっこうなボリュームの教材・テキストです。
しかしポイントがまとまっていて、独学でも短期間で効率的に勉強できるテキストです。
他の方の口コミ・評判を聞いても、短期間で独学で合格できる教材・テキストだと高評価です。
口コミ・評判の良い通信講座・資格学校
もちろん通勤講座以外の教材や学校にもいろいろあります。
周りの口コミ・評判を聴いてみると、学校でいうとTACの評判がよいようです。
ただ、独学で中小企業診断士になりたいならおすすめのテキストはやはり通勤講座です。
独学での中小企業診断士試験勉強法
私の場合、中小企業診断士の勉強を独学で始めて2ヶ月間で7科目を一通り学習しました。
通勤講座の各講座を初めて学習するときは通勤時間中などスキマ時間ではなく、仕事を追え帰宅後に勉強時間を設けて集中して勉強しました。
ただし、一度目ですべて覚えようとはせず、ざっと流して概要を把握することにとどめるべきです。
各科目の内容は初めての人には、難しい内容が多いです。
最初からすべて覚えようとすると、プレッシャーとなり継続しにくくなってしまうので、最初は楽に構えるほうがよいです。
独学で中小企業診断士試験に合格するための勉強法のコツは繰り返しです。
最初はわからなくても繰り返しテキストを読み、学習することで覚えていきます。
各講座の1度目の学習を終えた後は、各講座に対応した問題を解いて行きます。
ここでも、最初から全問正解する必要はないので、あくまでも覚える手段として繰り返し解くことが重要です。
一度目の学習を終えた講座に関しては、通勤中や歩いているときなどのスキマ時間でテキストを見たりや音声講座を聞き、問題集を解き、徐々に覚えていきました。
スマホで使える問題集などを利用すると効率的に勉強ができ、独学でも合格できます。
独学で勉強する習慣を身に着ける
合格のため繰り返し学習すること、学習する習慣をつけるのが重要です。
特に独学ではその習慣作りが大切です。
資格学校に行けば強制的に勉強する時間を作れますが、
独学の場合、自分自身で勉強時間を確保しなければなりません。
そのためには、まとまった時間で勉強することに固執するのではなく、
スキマ時間を有効活用することです。
私は目安として、平日は1日3時間の勉強時間を確保するようにしてました。
ただし、実際に机に向かって勉強するのはその半分ほどの時間です。
それ以外は、音声講座を聞いたり、スマホでテキストを見たり、問題を解いたり、とスキマ時間を利用していました。
通勤電車の中だけでも、1時間程度は確保できるものです。
独学で合格するためには、スキマ時間を有効活用しましょう。
なお、通勤講座はその名のとおり、このようなスキマ時間に最適なテキスト、音声講座などの教材が揃っているので有効活用してみてください。
問題を繰り返し解く
テキストを学習するのも重要ですが、ある程度把握できた後はひたすら問題を解くことをお勧めします。
通勤講座では、通勤問題集以外に、過去問セレクトという過去に実際に試験に出た問題の中から重要なものを抽出した問題集もあります。
通勤問題集と過去問セレクトを全問正解できるようになるまでひたすら解きました。
受験までに5回ずつは解きました。
問題の順番がずっと同じだと答えの順番まで覚えてしまいますが、
ランダムモードもあるので3回目以降はランダムモードが有効です。
自分に合う問題集があれば、繰り返し問題を解きましょう。
過去問を解く
問題集を一通り全問正解した後は、5年分の過去問を解きました。
独学では過去問を解くことがとても重要です。
通勤講座では過去問は一部しかないため、別の過去問題集を購入しました。
このときはきちんと机に向かって、時間を計って解きます。
1回目で全科目合格点を取るのはなかなか難しいです。
ですので、1回目で合格点を取れなくても落ち込む必要はありません。
過去問も繰り返し解くことが重要です。
ただし、過去問の中には超難問もあります。
超難問をすべて解答できるようにする必要はありません。
どうせみんな解けないのです。
そこに時間を割くよりも、基本的な問題を確実に正解できるようにして
75点を目指すのが効果的です。
なお、私は5年分をまず2回ずつ解き、3回目と4回目は間違えた問題だけを解きました。
この時点で絶対受かるだろうと自信がつきました。
模試を受ける
資格学校で実施している中小企業診断士の模擬試験も1度は受けてみることをお勧めします。
あくまでも模試なので実際の問題とは違いますので、
模試の結果が必ずしも本試験の結果に結びつくとは限りません。
ですが、初めての問題に対して、時間を気にしながら、他の受験生とともに模試を受けることで本番へのシミュレーションにはなるはずです。
私は1度だけ受けましたが、受けてよかったと思っています。
独学勉強のすすめ
ここまで書いたことは私が実践し、独学で中小企業診断士試験に一発合格した勉強法です。
- 繰り返すこと
- スキマ時間を有効活用すること
- 学習する習慣を身につけること
この3つを実践することで、独学での中小企業診断士の資格取得が近づきます。
私自身は通勤講座で一発合格できたので、独学であれば通勤講座がおすすめです。
わかりやすく要点を押さえたテキストと音声講座が魅力です。
無料体験もあるので試してみてはいかがでしょうか。
各科目別の独学勉強法は以下をご覧下さい。