中小企業診断士の二次試験は1年に1回しかありません。
ですので、本番はけっこう緊張します。
しかも一次試験と違い、完全な正解が分からないので不安もあると思います。
しかし、落ち着いて本番に臨むことが大切です。
実際、私は事例1ではかなり緊張していて、なかなか回答が書けませんでした。
そして、時間が迫ってくると余計に焦ってしまいました。
とはいえ、私の場合は気持ちを切り替えて、合格できました。
今までの勉強の結果を最大限発揮できるよう、なるべく焦らないための心構え、考え方について、いくつかご紹介いたします。
目次
焦らないための心構え
焦らないためにはどうすればいいかというと、まずは試験前の心構えからです。
自分に自信を持つ
ネガティブ思考になると実力を発揮できません。
ネガティブにならないためには自分に自信を持つことです。
「自分はこれまで充分勉強した」「実力を発揮すれば合格できる」「自分なら大丈夫」
と、自分に言い聞かせてみましょう。
それだけでも、けっこう精神状態は変わってくるものです。
これまで頑張った自分を信じましょう。
あと、深呼吸をして落ち着きましょう。
満点はいらない
中小企業診断士 二次試験の合格基準は「筆記試験における総点数の 60% 以上でかつ 1科目でも 40% 未満のものがない者」です。
つまりは4割の問題は間違ってもいいのです。
しかも、完全な正解はわからないのです。
完璧を求めても仕方ありません。
そう思えば結構気が楽になるものです。
例え、全ての欄を埋められなかったとしても、合格するチャンスは残っているのです。
部分点がけっこう入るもの
正解が明確ではないだけに、部分点はけっこう入ります。
私は事例4で大きな計算ミスをしました。
しかもそのあとの計算にも大きくかかわる部分でのミスでした。
途中で気付いて、書き直しましたが全部書き直す時間はなくタイムアップしました。
絶対に落ちたと思っていたのですが、合格できたんです。
その時の詳細はこちらをご覧ください。
⇒二次試験 事例4が苦手でもあきらめてはいけない理由
ですので、意外と部分点が入っていたりします。
落ち着いて少しでも答えを書いておけば、点数が入る可能性はあるのです。
焦ったら深呼吸
落ち着かなければならないとはわかっていても焦るときもあります。
私自身も事例1と事例4では、かなり焦ってしまうことが起きました。
しかし、焦ってパニックになってしまうとドツボにはまってしまいます。
そんな時は深呼吸して、いったん気持ちをリセットしましょう。
そして、「全部回答できなくても合格できるかもしれない」「だからできるところまでやろう」
と開き直るとと良いです。
本番では少なからず緊張はしてしまうと思います。
でも、今までの自分を信じ、あきらめずに試験に臨んでください。
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